特徴的な設備FACILITY

歯科医療の現場では、治療方法だけでなく治療に使用する機器や設備も日々進化しています。
当院で導入している設備をご紹介します。

ctの写真

FACILITY 01CT(COMPUTED TOMOGRAPHY:コンピュータ断層撮影機)

インプラント治療では、あごの骨がどういう形態になっているかを立体的に診ることが欠かせません。
しかし、これまでのレントゲンでは、2次元の平面画像しか得られませんでした。また、従来型CT機では3次元の立体画像が得られますが、撮影範囲が狭く、撮影時の姿勢など患者様さんの負担が大きいことが課題でした。
当院の新しいCT機では、患者さんにご負担をお掛けすることなく、歯やあごの骨の詳細な立体構造や、神経の位置などを精度高く把握することができます。

iTero(口腔内三次元スキャナー)

FACILITY 02iTero(口腔内三次元スキャナー)

iTero は、「歯型の記録」を取るための光学3Dスキャナーです。
3Dスキャナーの先端は口腔内に入る大きさで、何カ所かに分けて5分程撮影をすると、自分の歯並びを縦横斜め、3Dで様々な角度から見ることができます。
顎が疲れる心配や、嘔吐反射が起こる心配も少なく、口腔内の状態が、すぐに3D画面上で確認することがきます。しかも、矯正治療後の綺麗な歯並びをシミュレーションしてご覧いただくことも可能です。
また、従来、補綴(詰め物)の「歯型」は変形率の少ないシリコン材料で歯型を採るシリコン印象という方法で行われていましたが、シリコンが硬化するまでの時間、苦しい思いをする必要がなくなりました。 インビザライン インビザラインファースト

LANDMARK SYSTEMの写真

FACILITY 03インプラント手術支援システム「LANDMARK SYSTEM」

当院では大阪大学歯学部での研究成果を元に開発された新しいインプラント手術支援システム「LANDMARK SYSTEM」も導入しており、CT撮影と併用することで新しいインプラント治療をご提供しています。撮影したCT画像データをLandmark Systemで解析し、患者さま毎のあごの骨の硬さや形、神経の位置などを詳細に確認し、インプラントの最適な埋入位置を診断します。
診断後には患者さんに分かりやすくインプラント治療計画をご説明いたしますので、十分にご納得いただいた上で治療を進めることができます。 インプラント治療

FOTOSAN630の写真

FACILITY 04レーザー光殺菌

感染部分に光感受性物質を注入し、光を照射することで殺菌する治療法です。痛みはなく、あらゆる細菌に効果を示します。また抗生物質を使わないため耐性菌が発生しないというメリットもあります。 光殺菌治療 歯周病治療

DENTALXの写真

FACILITY 05口腔内情報管理システム DENTAL X(デンタルテン)

予防歯科に特に力を入れている当院では、患者さんお一人お一人の予防習慣をサポートするために「DENTAL Ⅹ(デンタルテン)」というシステムを使用しています。
患者さんお一人おひとりが初診に来院いただいたときからの口腔内写真やお口の状況(虫歯や治療歴、歯周病)を時系列でデータ管理することで、分かりやすいレポートをお渡しすることができます。
一生ご自身の歯で生活することは難しいことではありません。正しいホームケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを習慣にすることで、ほとんどの方が実現できるものです。そのために、現在のお口の状況をしっかり把握すること、変化を見守り対策を考えること、これを支えてくれるのがDENTAL Ⅹ(デンタルテン)です。 予防歯科

電解水の写真

FACILITY 06微酸性電解水による感染予防

治療器具や院内設備の感染予防対策に殺ウィルス作用と殺菌作用のある微酸性電解水を使用しています。
微酸性電解水は、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス等のウィルスやMRSA、エイズ、インフルエンザ菌、緑膿菌、食中毒(O-157含)等のウィルスや細菌をほとんど瞬時に殺してしまう力を持っています。また微酸性電解水は、体液、血液と反応すると普通の水に戻り人体には無害のため安心して治療をお受けいただけます。 歯周病治療

口臭測定器の写真

FACILITY 07口臭測定器

専用の口臭測定器を使用して口臭の原因を突き止めます。口腔ガス中の主要口臭成分とされる揮発性硫黄化合物(VSC)を3要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド)に分離し、原因を突き止めることにより、症状に合った的確な治療へと繋げることができます。
痛みはなく、約4分という短時間で測定が可能です。検査結果は検査の当日にご説明します(ご予約が必要です)。

オレンジサポートの写真

FACILITY 08治療説明用アニメーション

私たちはインフォームドコンセントの徹底を心がけています。
しかし歯科治療では、治療を受ける患者さんには目で見えない箇所の治療が多いためコミュニケーションの不一致が起こる可能性もあります。そうした、言葉では伝わりにくい歯科治療のプロセスを、治療の流れと治療説明アニメで分かりやすく説明することで、納得して治療をお受けいただけるよう努めています。
ツールには、代表的な歯科治療方法と治療の流れ、歯周病や歯周治療に関するアニメーションやムービー、歯を修復するための補綴物の種類や特徴、ケアやメンテナンスなど、良くいただくご質問に対する分かりやすい素材が網羅されています。また重要なご説明についてはプリントアウトしてお渡ししています。

歯周病菌の様子

FACILITY 09位相差顕微鏡

歯周病菌を観察するときには顕微鏡を使いますが、細菌は無色透明なので、普通の顕微鏡でははっきりと見ることができません。位相差顕微鏡は、無色透明な細菌のコントラスト(明暗)を強くして、はっきりと見えるように特殊な加工がされている顕微鏡です。
当院ではこの位相差顕微鏡を使って歯周病菌をチェックします。顕微鏡を使った歯周病の検査をするとき、患者さんのお口の中から、ほんの少しだけプラーク(歯垢)を採取して、それを顕微鏡で見ます。
歯周病は自覚症状がほとんどない病気ですが、顕微鏡で患者さんに自分の歯周病菌の様子を見ていただいたとたんに、歯周病へのイメージや認識が変わられる方もいらっしゃいます。
顕微鏡で見ることで、現在の菌の状態を確認し、どういった治療法を行なうのがベストかを判断することができます。また、治療を行なった後、どれくらい歯周病菌がいなくなったかを目で見て確認することができますので、効果が分かりやすいといった利点もあります。 歯周病治療

ダイアグノデント ペン

FACILITY 10ダイアグノデント ペン

ダイアグノデント ペンは音と数値で歯質の状態を測定する医療機器です。

「歯周病」と「う蝕(うしょく)」は口腔の2大疾患と言われています。歯周病は専用機器により進行度を数値で管理することができますが、う蝕検査は経過観察するしかありませんでした。この「ダイアグノデント ペン」は歯周病と同じくう蝕の状態を数値で管理できるできるため、”見つけてすぐに削る治療”ではなく”進行状況に合わせて適切な管理をする治療”が可能になりました むし歯治療