特徴的な設備FACILITY

歯科医療の現場では、治療方法だけでなく治療に使用する機器や設備も日々進化しています。
当室で導入している設備をご紹介します。

ctの写真

FACILITY 01CT(COMPUTED TOMOGRAPHY:コンピュータ断層撮影機)

インプラント治療では、あごの骨がどういう形態になっているかを立体的に診ることが欠かせません。
しかし、これまでのレントゲンでは、2次元の平面画像しか得られませんでした。また、従来型CT機では3次元の立体画像が得られますが、撮影範囲が狭く、撮影時の姿勢など患者様さんの負担が大きいことが課題でした。
当室の最新型CT機では、患者さんにご負担をお掛けすることなく、歯やあごの骨の詳細な立体構造や、神経の位置などを精度高く把握することができます。

LANDMARK SYSTEMの写真

FACILITY 02インプラント手術支援システム「LANDMARK SYSTEM」

当室では大阪大学歯学部での研究成果を元に開発された最新のインプラント手術支援システム「LANDMARK SYSTEM」も導入しており、CT撮影と併用することで最高のインプラント治療をご提供しています。撮影したCT画像データをLandmark Systemで解析し、患者さま毎のあごの骨の硬さや形、神経の位置などを詳細に確認し、インプラントの最適な埋入位置を診断します。
診断後には患者さんに分かりやすくインプラント治療計画をご説明いたしますので、十分にご納得いただいた上で治療を進めることができます。

FOTOSAN630の写真

FACILITY 03レーザー光殺菌

感染部分に光感受性物質を注入し、光を照射することで殺菌する安全な治療法です。痛みはなく、あらゆる細菌に効果を示します。また抗生物質を使わないため耐性菌が発生しないというメリットもあります。
治療には光殺菌装置「FOTOSAN630」と、光感受性ジェルを使用します。FOTOSAN630は日本ではまだ承認されていない医療機器ですが、当院ではその安全性と効果を確認の上、歯科医師の裁量のもと治療に取り入れています。

DENTALXの写真

FACILITY 04口腔内情報管理システム DENTAL X(デンタルテン)

予防歯科に特に力を入れている当室では、患者さんお一人お一人の予防習慣をサポートするために「DENTAL Ⅹ(デンタルテン)」というシステムを使用しています。
患者さんお一人おひとりが初診に来院いただいたときからの口腔内写真やお口の状況(虫歯や治療歴、歯周病)を時系列でデータ管理することで、分かりやすいレポートをお渡しすることができます。
一生ご自身の歯で生活することは難しいことではありません。正しいホームケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを習慣にすることで、ほとんどの方が実現できるものです。そのために、現在のお口の状況をしっかり把握すること、変化を見守り対策を考えること、これを支えてくれるのがDENTAL Ⅹ(デンタルテン)です。

電解水の写真

FACILITY 05微酸性電解水による感染予防

治療器具や院内設備の感染予防対策に殺ウィルス作用と殺菌作用のある微酸性電解水を使用しています。
微酸性電解水は、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス等のウィルスやMRSA、エイズ、インフルエンザ菌、緑膿菌、食中毒(O-157含)等のウィルスや細菌をほとんど瞬時に殺してしまう力を持っています。また微酸性電解水は、体液、血液と反応すると普通の水に戻り人体には無害のため安心して治療をお受けいただけます。

口臭測定器の写真

FACILITY 06口臭測定器

専用の口臭測定器を使用して口臭の原因を突き止めます。口腔ガス中の主要口臭成分とされる揮発性硫黄化合物(VSC)を3要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド)に分離し、原因を突き止めることにより、症状に合った的確な治療へと繋げることができます。
痛みはなく、約4分という短時間で測定が可能です。検査結果は検査の当日にご説明します(ご予約が必要です)。

オレンジサポートの写真

FACILITY 07治療説明用アニメーション

私たちはインフォームドコンセントの徹底を心がけています。
しかし歯科治療では、治療を受ける患者さんには目で見えない箇所の治療が多いためコミュニケーションの不一致が起こる可能性もあります。そうした、言葉では伝わりにくい歯科治療のプロセスを、治療の流れと治療説明アニメで分かりやすく説明することで、納得して治療をお受けいただけるよう努めています。
ツールには、代表的な歯科治療方法と治療の流れ、歯周病や歯周治療に関するアニメーションやムービー、歯を修復するための補綴物の種類や特徴、ケアやメンテナンスなど、良くいただくご質問に対する分かりやすい素材が網羅されています。また重要なご説明についてはプリントアウトしてお渡ししています。

毛髪分析の様子

FACILITY 08毛髪分析・毛髪ミネラル検査

歯周病予防や全身の健康の観点から、杏林予防医学研究所と提携した毛髪ミネラル検査を導入しています。
毛髪ミネラル検査は、検体として安定性の高い「毛髪」を分析することで、体内に必要なミネラルの過不足(カルシウム・マグネシウム・亜鉛・銅・鉄分など)と、有害なミネラル(水銀、ヒ素、鉛、カドミウム、ベリリウム、アルミニウムなどの重金属)がどの程度残留しているか検査します。
歯科治療と毛髪検査と聞いて関連のイメージがわかない方も多いと思いますが、虫歯や歯周病は、ミネラルバランスを含む全身の健康状況とも関連しあっています。特に、お口の中に歯科用金属がある方の場合には、歯周病の悪化、ドライマウス、口内炎、唾液分泌異常など、の原因になっていることが疑われます。
検査の方法は、毛髪をお預かりし研究所で検査を行います。2週間程度で検査結果がでたら説明とサプリメントの処方、デトックスの方法についてご説明させていただきます。口腔内と全身の病気の予防として、年に1回の毛髪分析をお勧めします。

遺伝子検査の様子

FACILITY 09遺伝子検査

当室では、患者さんお一人おひとりに合った予防プログラムを提案する一環として提携機関と連携した遺伝子検査を導入しています。
患者さんの唾液を研究所に送り、口腔内における検査目的菌をPCR-インベーダー法または、インベーダー法により菌を定量的に検査します。
口腔内には300~400種類の細菌が存在していますが、その中でとくに歯周病原菌となる細菌は、アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス(A.A菌)、プロフィロモナス・ジンジバリス(P.G菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P.I菌)、スピロヘータなどがあります。
歯周病には個人によってそれぞれどの細菌が主な原因として作用しているかに違いがあり、保険診療では細菌を特定まで行うことはできないため、一般的な歯周治療のアプローチとなっています。遺伝子検査で、最近の種類や数を把握することで、お一人おひとりのお口の細菌に合わせた歯周治療が可能となります。

歯周病菌の様子

FACILITY 10位相差顕微鏡

歯周病菌を観察するときには顕微鏡を使いますが、細菌は無色透明なので、普通の顕微鏡でははっきりと見ることができません。位相差顕微鏡は、無色透明な細菌のコントラスト(明暗)を強くして、はっきりと見えるように特殊な加工がされている顕微鏡です。
当室ではこの位相差顕微鏡を使って歯周病菌をチェックします。顕微鏡を使った歯周病の検査をするとき、患者さんのお口の中から、ほんの少しだけプラーク(歯垢)を採取して、それを顕微鏡で見ます。
歯周病は自覚症状がほとんどない病気ですが、顕微鏡で患者さんに自分の歯周病菌の様子を見ていただいたとたんに、歯周病へのイメージや認識が変わられる方もいらっしゃいます。
顕微鏡で見ることで、現在の菌の状態を確認し、どういった治療法を行なうのがベストかを判断することができます。また、治療を行なった後、どれくらい歯周病菌がいなくなったかを目で見て確認することができますので、効果が分かりやすいといった利点もあります。